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恵方巻について
2020-02-27
節分の日に恵方巻を食べる方も多いと思いますので、恵方巻について少し調べてみました。
恵方巻の起源は、「大阪の商人が商売繁盛を祈願した」「恵方巻を鬼の金棒と見立てて厄除けの意味で食べていた風習」「豊臣秀吉の家臣が節分の日に海苔巻きを食べて次の日に勝利した」など諸説ありますが、江戸時代末期ではないかとされています。
そこから大正時代~戦前には、大阪の一部地域で節分に恵方巻を食べる習慣が定着していたことが確認されているそうです。
戦後に一度廃れ、また復活し、大阪を中心に段々大きくなっていき、1970年代にメディアで取り上げられ関西中に広がりました。
全国的に普及しだしたのは1980年代に入ってからで、売上の低迷する2月初旬の『コンビニ』の経営戦略として恵方巻が販売されるようになりました。
先駆けとなったのは、兵庫県と大阪府のファミリーマートさんとのことで、はじまりは関西のみだったようです。
今では毎年恵方の方角を向いて恵方巻を食べることが当たり前の風習となっていますが、関西から始まり全国的にここまでのムーブメントを巻き起こすコンビニの影響力はすごいものですね。
恵方巻のように、今後もコンビニから普及する新たな風習が生まれるのか楽しみです。